商業施設
Fタイプの金網を柱の装飾として使用した例。トップライトが金網に反射し、やさしい間接光となって柱全体を明るくしています。無機質な柱にも温かな雰囲気が感じられ、憩いの広場にふさわしい空間作りをしています。
ライトが金網の部分のみ光が反射するので、やさしい光が反射します。落ち着いた空間を演出できます。
Fタイプの金網はデザインされた空間によく合います。
正面から見ても美しく、しかも軽量なので扱いやすい。
柱のコーナーからフレームを出して金網を固定しています。
一部分をくりぬいてコンセントを取り付けています。
Fタイプの金網は食品のチョコレートコーティング用の駆動する金網として作られました。軽量で加工しやすかったことから、超一流ブランドが店内の装飾に利用し流行りました。
単純に見えて、その編みが複雑なのです。例えばこの金網を延長するとき1本のユニットとなる針金で可能なのですが、素人には絶対できないと言われるほど高度な技術を要します。実は手のかかっている金網を装飾に使う事により、そのブランド力のイメージを店内装飾に反映させているのです。
また着色すれば、その空間色を統一することができます。この金網は開口率が高いので外からの光を取り入れやすくなり、明るくしかもイメージに沿った色の空間を作ることが可能になります。